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歯ブラシで喉を突いてしまった!危険な症状と病院に行くタイミング

子どもが歯磨き中に転んだみたい⁈

機嫌良さそうだけど、病院に行くべき⁈

応急処置は必要⁈

 

子どもが歯磨き中に転倒し、喉を付く事故3歳以下が最も多いと言われています

放置することで大きなトラブルに発展するケースもあります。

この記事では、子どもが歯ブラシで喉を突いたときに注意すべき症状、病院に行くべきタイミング、そして応急処置法について詳しく解説します。

 

 

この記事を読んでわかること

  • 歯ブラシで喉を突いた際の危険な症状とその見分け方
  • 病院に行くべきタイミングと、診察で行われること
  • 応急処置法や症状を悪化させないための注意点

 

 

えとみね
えとみね
対策していても、事故が起こる可能性はどのご家庭にもあります。子どもを守るためにも、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

歯ブラシで喉を突いてしまった!危険な症状と病院に行くタイミング

歯ブラシで喉を突いてしまった?最初に確認すべきこと

歯ブラシで喉を突いてしまったらどうする?まず最初に確認すべき症状

子どもが歯ブラシで喉を突いたとき、ほとんどの親が転倒の瞬間をみていないため、何が起こったのかパニックになります。

しかし、適切に対応するためには、最初に状況を冷静に確認することが重要です。

以下のポイントに注目して、チェックしましょう。

 

 

喉の出血があるか

まずは持っていた歯ブラシに血液が付着しているかどうか確認します。

次に、口の中も出血がないかを直接確認しましょう。

その際、舌を「べー」させて、喉の奥や舌の下などもチェックしておきます。

 

えとみね
えとみね
転倒による事故は、喉の奥に傷が付いていることが多いそうです。スマホのライト等を使って、くまなく観察しましょう。

 

出血があった場合は、ただちに病院を受診することを検討してください

 

その際、事故の原因である歯ブラシも一緒に持参するようにしましょう。

 

 

呼吸に異常がないか

喉を突いたことで気道に影響が出ると、呼吸が苦しい、息がしにくいといった症状が現れることがあります。

これらの症状は命に関わる緊急事態を示す場合もあるため、少しでも呼吸に違和感がある場合は救急車を呼ぶことを検討しましょう。

 

 

まずはこれらのポイントを確認し、状態を把握することが大切です。

 

症状が軽く見える場合でも、後から悪化するケースもあるため、慎重な対応を心がけましょう。

 

 

 

 

 

病院に行くべきケースとは?危険なサインを見逃さない方法

病院に行くべきケースとは?危険なサインを見逃さない方法

歯ブラシで喉を突いた際、症状によっては放置しても問題ない場合がありますが、特定のサインが見られた場合はすぐに医療機関を受診する必要があります

以下に、病院に行くべき具体的なケースを挙げます。

 

 

出血が止まらない場合

歯ブラシが喉を傷つけた結果、出血が5分以上続く場合や、ティッシュなどで押さえても血が止まらない場合は、重大な損傷が考えられます。

この場合、傷口の状態を専門医に確認してもらう必要があります。

 

 

呼吸や飲み込みに異常がある場合

喉を突いた後に呼吸が苦しい、飲み込みができない、または喉に詰まるような感覚がある場合、気道や食道が傷ついた可能性があります。

こうした症状は放置すると窒息や感染症に繋がるリスクがあるため、直ちに病院で診察を受けてください。

 

 

発熱や腫れが見られる場合

喉の内部に傷ができると、そこから細菌が侵入し感染症を引き起こすことがあります。

感染症の兆候として、発熱や喉の腫れ、赤みが出ることが挙げられます。

これらの症状が現れた場合は、早めに医師に相談することで重症化を防ぐことができます。

 

 

 

痛みが強まる場合

軽い痛みが続くだけなら経過観察で済むこともありますが、時間とともに痛みが強まる場合は、損傷が広がったり感染が進行している可能性があります。

早めに診察を受けることで、症状の悪化を防げます。

 

 

病院で診察を受けるべき理由

喉は気道や食道に直結しているため、小さな傷でも大きなトラブルに繋がることがあります。

病院での早期診察は、重大な合併症や後遺症を防ぐ最善の方法です。

不安を感じる場合は迷わず受診しましょう。

 

 

 

応急処置のポイント:症状を悪化させないための注意点

歯ブラシで喉を突いてしまった際、病院に行くまでの間に適切な応急処置を行うことで、症状の悪化を防ぐことができます。

ここでは、すぐに実践できるポイントをご紹介します。

 

 

出血を止める方法

もし喉から出血している場合は、まず安静にして出血が止まるか様子を見ましょう

  • 口を閉じて静かに座り、喉を刺激しないようにする。
  • うがいをする際は、水で軽くすすぐ程度に留めましょう(強いうがいは出血を悪化させる恐れがあります)。

出血が止まらない場合は、清潔なガーゼやティッシュを軽く喉に当て、早急に医療機関へ連絡してください。

 

 

呼吸を確保するための注意点

喉の腫れや異物感がある場合は、無理に飲み込もうとしたり咳をすることで状況が悪化する可能性があります。

  • 横にならずに背筋を伸ばして座ることで、気道を確保しやすくなります。
  • 呼吸が苦しい場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

 

痛みがある場合の対処法

喉の痛みが強い場合でも、刺激物を避けることが最優先です。

  • 熱い飲み物やスパイスの効いた食べ物は避け、ぬるま湯や冷たい水を少しずつ飲む。
  • 痛みが続く場合は、市販の鎮痛剤を使用しても構いませんが、服用前に飲み込みが可能かを確認してください。

 

 

異物が残っている場合の注意点

喉に異物感がある場合でも、指を喉に突っ込んで異物を取り除こうとするのは厳禁です。

さらに傷をつけたり、異物を奥に押し込むリスクがあります。

無理に取ろうとせず、病院で診察を受けましょう。

 

 

感染予防のために清潔を保つ

傷がある場合、細菌が繁殖しないように清潔を心がけましょう。

  • 食事は柔らかく消化の良いものを選び、喉を刺激しないようにします。
  • 水分を十分に摂り、喉の乾燥を防ぐことで回復を助けます。

 

応急処置はあくまで一時的な対策です。

症状が少しでも深刻な場合や不安がある場合は、迷わず医療機関を受診するようにしましょう。

 

「大丈夫だろう」という油断が大きなトラブルを招くこともあります。

 

 

病院では何をするの?診察・治療内容の流れを解説

病院では何をするの?診察・治療内容の流れを解説

歯ブラシで喉を突いてしまった場合、病院でどのような診察や治療が行われるのかを事前に知っておくと、不安を軽減できます。

ここでは、一般的な診察の流れをわかりやすく解説します。

 

 

初診時のヒアリング

医師はまず、以下のような情報を聞き取ります。

  • どのように歯ブラシを突いてしまったのか(力の強さ、角度など)
  • 出血や痛み、異物感など、現在の症状の詳細
  • 呼吸や飲み込みに異常があるかどうか

このヒアリングを通じて、喉の損傷の程度や緊急性を判断します。

 

 

視診・触診

次に、医師が喉の状態を直接確認します。

  • ライトを使って喉の内部を目視でチェックし、傷の有無や出血の程度を確認します。
  • 必要に応じて喉や首周辺を軽く触診し、腫れや痛みの有無を調べます。

 

 

内視鏡検査(必要に応じて)

目視では確認が難しい場合や異物が喉に残っている可能性がある場合、内視鏡検査を行います。

  • 小型のカメラを鼻や口から挿入して、喉の奥まで詳しく確認します。
  • 内視鏡を使用することで、見逃しやすい小さな傷や異物を発見できます。

 

 

必要な治療の実施

診察の結果に基づき、以下のような処置が行われます。

  • 出血が止まらない場合:傷口を消毒し、止血処置を施します。必要に応じて縫合を行うこともあります。
  • 異物が残っている場合:ピンセットや特殊な器具で異物を安全に取り除きます。
  • 感染の兆候がある場合:抗生物質の処方や消毒を行い、感染症の進行を防ぎます。

 

 

経過観察と指導

治療が終わった後も、医師から以下のような指導を受けることがあります。

  • 安静に過ごすことや、喉を刺激しない食事の選び方。
  • 再受診が必要な場合の目安(痛みや腫れが悪化したときなど)。

 

 

 

医療機関では、目に見えない喉の内部の傷や異物の有無を確実に確認でき、適切な処置を迅速に行うことができます。

早めに受診することで、感染症や後遺症を防ぐことができるため、安心して回復を目指せます。

 

 

 

症状が軽い場合でも安心できない?注意したい後遺症と予防策

歯ブラシで喉を突いてしまった際、軽傷に見えても後から症状が悪化する可能性があります。

特に放置すると、知らないうちに深刻なトラブルを引き起こすことも。

ここでは、注意すべき後遺症と、それを防ぐための予防策について解説します。

 

 

注意すべき後遺症

軽傷であっても、以下のような後遺症が発生する場合があります。

  • 感染症
    喉にできた傷が原因で、細菌が侵入し、咽頭炎や膿瘍(のうよう)を引き起こす可能性があります。特に、発熱や喉の腫れが出た場合は早めの対応が必要です。
  • 喉の異物感が長引く
    小さな傷でも、炎症が治るまで異物感や違和感が続くことがあります。傷の治りが悪い場合や、痛みが持続する場合は医療機関で再確認を受けるべきです。
  • 瘢痕(はんこん)形成
    深い傷ができた場合、治癒過程で瘢痕組織が形成されることがあります。これにより、飲み込みづらさや声のかすれが後々出ることもあります。

 

 

後遺症を防ぐための予防策

トラブルを未然に防ぐため、次のような予防策を取りましょう。

  • 傷口を刺激しない
    傷がある場合は、固い食べ物や熱い飲み物など、喉に刺激を与える行動を避けてください。傷口を守ることで治癒がスムーズになります。
  • こまめな水分補給
    喉の乾燥は傷の治りを妨げる原因になります。水やぬるま湯をこまめに飲むことで、喉を潤しながら回復を促しましょう。
  • 経過観察を怠らない
    症状が軽くなっても、しばらくは痛みや腫れの変化を注意深く観察しましょう。悪化した場合は速やかに医師に相談してください。
  • 異常があれば早めに受診
    少しでも不安がある場合は、「大丈夫だろう」と自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。早期の診察が後遺症を防ぐ最大のポイントです。

 

 

 

日常生活でできる予防法

今後同じことを繰り返さないために、日常生活でも工夫を取り入れましょう。

  • 歯ブラシは適切なサイズを選び、慎重に扱う。
  • 歯磨き中に動き回ったり話したりせず、落ち着いた環境で行う。
  • 定期的に歯ブラシを交換し、毛先が傷んだものは避ける(滑らかな磨き心地が保てるため)。

 

軽い症状であっても油断せず、適切なケアと経過観察を心がけることが、後遺症を防ぐカギとなります。

喉の健康を守るために、今回の経験を教訓に安全な習慣を取り入れていきましょう。

 


 

まとめ

歯ブラシで喉を突いてしまった場合、適切な対応が症状の悪化を防ぐ鍵となります。

まずは出血や痛み、呼吸の異常を確認し、危険なサインがあれば速やかに病院を受診しましょう。

また、軽傷だと思っても、後から感染症や後遺症が発生する可能性があるため、経過観察を怠らないことが重要です。

今回ご紹介した応急処置や予防策を参考に、大切な喉の健康を守りましょう。

何か不安があれば、「大丈夫」と自己判断せず医師に相談してください。

 

 

 

  • この記事を書いた人

えとみね

4歳差姉妹を育てるワーママ|ブロガー|30代|リアルな経験をもとに、育児や仕事に役立つ情報を【育児備忘録】として発信します

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